Inkscape tutorial: Elements of design

Inkscape

Tutorial | Elements of design

このチュートリアルは、芸術作品の制作において用いられるいろいろな特性を理解するために、通常芸術家を目指す学生が初期に教えられるデザインの要素と原則について紹介します。

デザインの要素

以下がデザインを構成する要素になります。

線は長さと方向の記号として定義され、面を横切る点によって作成されます。線はその長さ、幅、方向、曲率、および色を変化させることができます。線は二次元 (紙にペンで書かれた線)、または暗に三次元になり得ます。

シェイプ

平面図形のシェイプは、空間を囲む実際の、または暗示的な線の接続により作成されます。色や濃淡の変動でシェイプを定義できます。シェイプにはいくつかのタイプ、すなわち幾何学図形 (四角形、三角形、円) と非整形のアウトラインにわけられます。

サイズ

これはオブジェクト、線、あるいはシェイプのバランスの変化についての言及です。現実あるいは想像のオブジェクトにはサイズの変動があります。

スペース

スペースはオブジェクトの間、周囲、上、下、あるいはその中にある、空の、あるいは開けた領域のことです。シェイプとフォームはそれらの中および周囲にあるスペースにより作成されます。スペースはしばしば三次元または二次元と見なされます。正のスペースはシェイプやフォームで塗りつぶされ、負のスペースはシェイプやフォームに囲まれています。

色は、面で反射される光の波長によるその特徴です。色は 3 つの属性、すなわち色相 (色の別称、赤や黄色のような名前で現される)、明度 (明るさや暗さ)、彩度 (鮮やかさ) を持ちます。

テクスチャ

テクスチャは表面の特徴 (実際のテクスチャ) あるいはそのようみ見せる (暗黙のテクスチャ) 手段です。テクスチャは粗い (rough)、滑らか (silky)、またはぶつぶつ (pebbly) などの言葉で説明されます。

明度

明度はその見た目の明るさや暗さの事です。明度の変更はその色に白や黒を加えることで実現できます。明暗法は構図内で著しく対照的な明るさと暗さを使用して描画します。

デザインの原則

原則は、デザインの要素を用いて構図を作成します。

バランス

バランスはシェイプ、フォーム、明度、色、その他と同じく視覚的な印象です。バランスは対称あるいは均等なバランスや、非対称および均一でないバランスをとり得ます。オブジェクト、明度、色、テクスチャ、シェイプ、フォーム、その他は構図内でバランスを作成します。

コントラスト

コントラストは、相対する要素を並置する事です。

強調

強調は、アートワークの一部を目立たせ、注意を引くのに用いられます。興味の中心あるいは焦点は、まず最初に目に止まるように描かれた場所になります。

比率

比率は、サイズ、位置、あるいは別のものと比較したあるものの量を表します。

パターン

パターンは、要素 (線、シェイプ、または色) の何度も繰り返すことによって作成されます。

グラデーション

サイズおよび方向のグラデーションは線形遠近法を実現します。暖色から寒色や暗色から明色のグラデーションは空気遠近法を実現します。グラデーションはシェイプに影響を与え、動きを加えます。暗色から明色へのグラデーションは、シェイプに視覚的な動きを与えます。

構図

個別の要素すべてを一体化します。

参考文献

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Special thanks to Linda Kim (http://www.coroflot.com/redlucite/) for helping me (http://www.rejon.org/) with this tutorial. Also, thanks to the Open Clip Art Library (https://openclipart.org/) and the graphics people have submitted to that project.

Authors: Jonathan Leighton; Jon Phillips; Colin Marquardt; Sylvain Chiron; Nicolas Dufour; Gellért Gyuris; Maren Hachmann

Translators: Masato Hashimoto — 2009

Header / footer design: Esteban Capella — 2019